日記

「短刀と弓」   日韓関係論    訳者あとがき   「近くて遠い国」が       「近くて近い国」 になるよう願って 翻訳しました。

 「短刀と弓」の作者、蔡 明錫(チェ ミョンソク)は、1949年韓国光州市に生まれ、光州西中学、光州一校を経て、全南大学貿易学科を卒業した。1979年から2か月間の日本研修を体験して、大きな文化的衝撃を受け、日本留学を決意した。 ...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳74 11章―⑩申叔舟の遺言「倭の動向を鋭意注視し、友好親善を断つな」    ーーーーー 最終章 ーーーー

 今までは日本が「帝国主義」に転換し韓半島に対して3回目の示威行動を行う可能性を探求してきた。そうなると日本がこれからも引き続き「小国主義」を堅持して本来の姿である海洋国家として残される可能性はないのだろうか?  松村劭(つ...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳73 11章ー⑨和解の道「絶対に引っ越せない隣家と生きる道」

 小松左京の空想科学小説《日本沈没》(徳間書店、1983)が最近再び映画化された。映画が大変な人気であるのを見ると日本列島が海の底に沈没するという恐怖症からまだ立ち直っていない証拠だ。「活断層を枕にして寝て起きる。」という言葉があるほど体...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳72 11章―⑧衝突の道2ー統一韓国が日本を攻撃するという扇動

 日本人と話してみると時々「同じ民族なのになぜ分断されているのか?」「いつ頃統一されるのか?」などの非常識な質問を受ける。従軍慰安婦問題や独島問題を話して感情が激化すると「統一できないのに」と皮肉る人も多い。それは、日本人に、韓国分断は日...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳71 11章―⑦衝突の道1ー独島武力侵攻

 2004年5月5日午後1時5分ごろ、日本士道会会員4名が6トン規模の小型船舶を貸し切り運航し、島根県恵曇港を出発した。隠岐諸島を経由して竹島に上陸するためだ。日本士道会は出発に先立って「日本古来の民族精神に従って拿捕される危険を顧みず竹...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳70 11章ー⑥文芸春秋が公開したクーデター計画試案

「大日本主義」を志向し始めた日本はこれからどんな運命が待ち受けているだろうか?  最近日本では映画「亡国のイージス」、村上龍の《半島を出よ!》(幻冬舎、2005)という本が話題だ。映画「亡国のイージス」は福井晴敏の同名小説を映画化し...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳69 11章ー⑤「日が昇る木、扶桑」

 憲法の拡大解釈にくたびれた日本が今模索しているのは憲法の全面改定だ。自民党は憲法の全面改定を推進するために創党50周年に当たる2005年11月15日、新憲法要綱を発表した。民主党は創憲という名前の下2006年頃改憲案を発表する予定であり...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳68 11章―④金日成父子とブッシュ父子

 北韓の金正日国防委員長は小泉総理と2回目の頂上会談をして(2005,5,22)「喉がかれる程(ブッシュと)歌いたい。皆は音楽を演奏してくれ。」と言ったことが伝えられている。金正日のこのような表現を借りれば、日本軍国主義の復活のために金日...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳67 11章ー③「朝鮮半島は日本が左右する」

 古代から現代にいたるまで韓半島が日本列島の脇腹をねらっている鋭利な刃、鎌首(鎌の刃)、匕首、凶器、と考えている以上日本人は韓国が再び統一されることを喜ぶはずがない。  極右時事評論家竹村健一は《日本の悲劇》(祥伝社、1991)とい...
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「短刀と弓」(日韓関係論)翻訳66 11章ー② 弓

 そうであるなら、韓半島に住んでいた人たちは日本をどのように眺めていたのだろうか?  《三国史記》の<新羅本記>には「倭人が対馬に営舎を設置し、兵器や軍糧を貯蓄して我々を襲撃しようとした。」という記述が登場する。また、「...
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