シドニー郊外、ハーストビルで見かけた花

シドニー滞在記

アガパンサスは、シドニーやその近辺でよく見かける花だ。白い花もあるが藤色が多い。
初めてオ-ストラリアに来た時、郊外の街を歩いていると、その大きな鞠のような藤色の花が咲き乱れている様子に心和んだ。すっかり気に入ってしまった。

調べてみるとアフリカンリリーと言うらしい。#南国の花のようだ。
気を付けてみると、日本でも時々見かけた。
鉢植えが多かったけれど、畑の脇の露地に何げなく咲いているアガパンサスを偶然みつけたときは小躍りするほどうれしかった。
でも、花の大きさが小さいし、葉も細く貧弱な気がする。
長い間、自分で育ててみたい思いだけで実現はしなかったが、ようやく今年の秋に苗を購入して鉢植えした。
慎重に育てているのだが、育ちが良くなく花が咲くのだろうかと気をもんでいる。

娘の住むアパートの玄関に続く庭に咲いていたオレンジ色のハイビスカス。
濃い色が多い印象があるハイビスカスだが、薄いオレンジ色のハイビスカスが気に入ってしまった。
初めて娘のアパートを訪れたとき、まず目に留まったのがこの花だった。
住宅街を歩いていると赤や濃いピンクなどいろいろな色のハイビスカスが咲いている。
#南国の風情が漂う花だ。

プルメリアもよく見かける。白のほか濃いピンク色の花の木も見かける。
ハワイのレイなどによくつかわれている印象があって、やはり南国の花らしい。
こんな大きな木になるのだな。さぞ良いにおいがするだろう。

近くのアパートの庭先に咲いていた。調べてみたらニオイバンマツリという花だと思う。
咲き始めは濃い紫で次第に薄い紫に変わり、最後は白に変わるという。
まさに一本の木に、移り変わっていく色とりどりの花が咲いていた。
強い芳香があるということだが嗅いでみればよかった。

#ニュージーランドのクリスマスツリー、ラタの花に似ているけどどうなんだろう。
ちょっと前にこのブログに載せたシダレハナマキに似ているけど…
真っ赤な花がかたまって咲いている。そういえば、花の塊がクリスマスツリーの形みたいだ。
歩道と車道の間の芝地に、道に沿って色んな木が植えられている。その中にこの木があった。
緑の並木に真っ赤な花が際立つ。
夏の強い日差し浴びて情熱的に咲いている。
もし、この花がニュージーランドのクリスマスツリー、ラタの花ならクリスマスという名に
ちょっと意外な感じがしてしまうのは、北半球に住む人間だからかな。
でも、花の塊がツリーの形に見えるというのは、やはりニュージーランドのクリスマスツリーの名が合っているのかもしれない。



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