シドニー駅から電車で30分ほど南に行ったところがハーストビル駅で、そこからRailway Pde(レイルウェイパレード)を20分ほど行くとカールトン駅前に出ます。そこを右折し、Jubilee Ave(ジュビリーアベニュー)を10分ほど歩くと、左手にコガラパークが見えてきます。ヤシの並木の涼しい木陰を見ると、ちょっと休憩していきたい気分です。
この隣に大きなスタジアムが見えてきます。これがジュビリースタジアムです。高い照明塔と緑のグランドはサッカーや野球の試合が行われるようです。
スタジアムの前の道を少し行くと、プリンセスハイウェイという大きな道路を横切ります。しばらく行くとビバリーパークゴルフコースに行き当たります。ゴルフコースの敷地に沿った道をコガラベイに向かって進みます。
ゴルフコースはオーストラリア特有のトクサバモクマオウオやユーカリの木が立ち並んでいます。
広い芝生のグランドには人影があまり見られなかったです。土曜日だといっても人口密度が低くて国土が広いオーストラリアではゴルフ場で人を見かけるのは稀なことなのでしょうか。
ただ、少年たちが数人サッカーに興じていました。
ゴルフ場にはプレイする人以外は入れないかと思っていました。
私はゴルフはしませんからわかりませんが…。
しかし、やはり休日です。ゴルフ場の中に一群れのゴルフを楽しむ人の姿がありました。ユーカリの大木の木陰が暑い日差しを遮ってくれるので、しばし、見るともなくゴルフを見ていました。
ここからは海辺のクレイドンリザーブはすぐそこです。
クレイドンリザーブはシドニー空港のあるボタニー湾から少し内陸に入った所にあるコガラベイという入江に面しています。コガラベイは前に紹介したカーズパークも面しています。
ハーストビルから歩いて行ける海辺のリザーブ、公園がいくつかありますが、ここはとても静かで3回ほど来てみましたが、いつも人が2,3人しかいませんでした。
カーズパークはビーチもあり子供向きの遊園地やカフェなどもあるので、休日には家族連れや散歩を楽しむ人たちが多いです。
特にコロナ過の中では、街中を避けてこうした公園やリザーブで憩う人が増えたようです。
クレイドンリザーブは塩性湿地の保護区です。耐塩性の動植物のコミュニティになっています。
海辺にはこのようなバスケットグラスが至る所に群生しています。
カーズパークにも多く見られました。塩気のある砂地に適しているのでしょう。
オーストラリア東部で見つかった根茎(根のような茎)のハーブだそうで、オーストラリアの先住民はこの種子を挽いてダンバーというパンにしたり、葉を織物に使用したそうです。
帰り道カーズパーク近くの道路で頭に角の生えたような珍しい鳥を見かけました。
調べてみるとレンジャクバトだそうです。オーストラリア全土に生息し小群で行動するが、水辺の周辺では大群を作ることもあるそうです。
この近辺で2度ほど見かけましたが、2、3羽で行動していました。
私は、こうした公園やリザーブ(特に海辺に面した)を訪ねて回るのが好きです。今日の散歩はハーストビルから出発して戻るまで10キロ歩きました。
急こう配の坂が多く、平たんな道とは違って疲れますが、歩くということにこだわっています。
景色や動植物に気づくことが多いからです。
今日も帰ると次はどこに行こうかと地図を探しています。楽しいひとときです。
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